2025年3月9日(日)
トルコリラ円の今後の動向を探るために必要なのは、ドル円とドルトルコのチャート分析です。
合成通貨であるトルコリラ円は、ドル円÷ドルトルコで算出されます。
まずはドル円の週足から見ていきます。
USDJPY(週足)
週足では大きなダブルトップを作りたい意思を感じます。
現在100SMAにぶつかり、かつ何度か抵抗やサポートになっている価格帯にいるので、ここから上に向かっても不思議ではないのですが、週足で現在レートよりも上の価格帯にいる時はトランプ大統領就任前だった事を忘れてはいけません。
今後の予想は、140円で一回反発後、148円~150円で再び下落。(黄色矢印)
週足が15本確定する頃(6月半ばあたり)には135円~140円の間でレンジ相場に入ると予想しています。
では次に日足。
USDJPY(日足)
前回サポートでもあり、キリ番でもある150円を明確に下抜けしています。
月曜日に少し戻してから再び150円を下抜けした場合、150円より上で買ってる人たちがポジションを投げ出す事が予想されます。
テクニカル要素で考えると、上図の白矢印分下げる可能性があり、レートは139.5円付近です。
週末の価格から約8.5円下がります。
もっともこれは日足で40本ほど必要なので、140円に到達するのは4月後半になります。
40日の間にはトランプ発言やウクライナ情勢などのファンダ要素でトレンドが変わる可能性は十分にあり得ます。
トルコリラ円にとって最悪な展開と考えておきましょう。
最後にドルトルコのチャートを見ます。
USDTRY(日足)
一方的に上がるだけのドルトルコのチャートですが、ここ数日は上げ止まりしています。
でも、現状でドルに対してリラを買う優位性が無いので、まだ上がる事は間違いないのでしょうが、36リラを下限としてレンジ相場を組みながらジワ上げしていくものと考えます。
ドルトルコは36.5リラ~37リラで計算すればいいでしょう。
ドル円とドルトルコの為替相場を予想したところで、トルコリラ円の計算をしてみます。最悪な場合を想定すると、140円÷37リラ≒3.8円(泣)
20pips下がる…
今トルコリラ円は550万通貨のポジションを持ってます。
10,000通貨で2,000円の損失だから、550万通貨で1,100,000円の含み損を抱えることになってしまいます(汗)
さて、どうしよう?
下げると決まったわけではないけど、現状では上がる要素が全くないので、トルコリラ円は4円割れは必至。
週末作戦会議で出た答えは、
下げの兆候が見えたら含み益のあるメキシコペソを決済するでした。
もし下げ渋るようなら様子見です。
現在保有するポジションの1日のスワップポイントは約35,000円。
20日耐えれば700,000円です。
貯めたスワップを使ってポジション調整することも考えてます。
下落速度次第…というところでしょうか。
現在のポジション
みんなのFX
トルコリラ 450万通貨 為替差益 +3,600円 スワップポイント 22,923円
メキシコペソ 120万通貨 為替差益 +284,800円 スワップポイント 13,032円(決済か?)
GMOクリック
トルコリラ 100万通貨 為替差益 +1,500円 スワップポイント 7,800円
メキシコペソ 120万通貨 為替差益 +279,000円 スワップポイント 14,160円(決済か?)
外為どっとコム
ドルトルコ 20ロット 為替差益 +1,214円 スワップポイント 29,196円
ユーロトルコ 150ロット 為替差益 +29,988円 スワップポイント 15,510円
週末作戦会議で決まった通り、週開けにトルコリラがあきらかに下げるような動きをした場合、メキシコペソを決済ます。
スプレッドが狭くなった時に4.0円で踏ん張ってくれれば様子見です。